所有価値より利用価値お金に代えられない利益を生み出す定借
所有価値より利用価値お金に代えられない利益を生み出す定借
定期借地権は、今から21年前の平成4年8月に施行された借地借家法により誕生した制度です。一般の方には馴染みが薄いのですが、実は身近な事例がたくさんあります。
表紙で触れたコンビニやファストフード店の他にも美容室や開業医、ショッピングセンターなどに多く使われ、有名所では大阪の京セラドームも定借が使われています。私たちネクステップでは、20年近く前にこの制度を利用して仕事をさせていただいたことがありますが、当時は20年が一番長い借地期間でした。ところが、平成20年からは最長50年まで延長されたのです。つまり、定借の利用価値が受け入れられて制度を進化させたのです。利益を追求する事業者さんには、土地を利用する感覚がすぐに浸透していきました。
これを住宅に置き換えたのがネクスタウン畑ケ坂ガーデンの定借です。もちろん住宅は事業所と異なりお金の利益を生む訳ではありません。しかし、こだわりの家を建てたり、健康的な環境を実現することで、快適さや満足感、健康的なくらしなど、お金には代えられない利益を実現できると考えたのでした。